
平成19年4月より学生募集を停止します。
現在、在学している学生が卒業するまでの間、当該学生の入学年度に沿った教育課程が継続され、質の低下を招くことなく、卒業まで徹底した教育・学生支援を行います。
当然のことながら、学生は卒業要件を満たすことで、生命物質化学科の卒業生として、学士(工学)の学位が得られます。
生命科学、食品科学、科学など学問の粋を超えて
人に優しい環境を総合的な観点から創造する。
環境”問題が認識された約30年前に“環境化学科”として設置されましたが平成17年度から現名称に変更し、これまでの環境化学系に加えて、食と健康・バイオ関係の食品化学系のコースを設けました。
いずれのコースでも、食品衛生管理者、毒物劇物取扱責任者などの資格が“無試験”で取得できます。環境計量士、公害防止管理者、バイオ技術者などの資格受験がサポートされています。理科一種教職免許の取得が可能です。
環境化学系コース:環境分野への就職を有利なものにします。
食品科学系コース:食品・健康・バイオ分野への就職を有利なものにします。
教育理念は、現代社会が求めている“環境”、“食”、“健康”、“バイオ”分野で活躍できる人材の育成です。専門知識だけでなく技術と実践力をつけるため、専門教員の連携と細やかな指導で入学から卒業後までをサポートします。
以上のような観点から、本学科は次のような人を求めます。
【キーワード】環境、食、健康、バイオ、生命
21世紀はバイオテクノロジーの時代です。バイオテクノロジーは、従来の医療技術分野から進展し、私達の生活基盤である「生きる(健康)」、「食べる(食品)」、「暮らす(環境)」の様式を根底から変える極めてインパクトの強い普遍的な技術となりつつあります。しかし、この分野の技術者はまだ不足しており、加えて人々の健康や環境問題への意識の高まりから「健康」。「食品」そして「環境」市場は大きな発展が見込まれます。そのため、本学科は、健康の維持・増進のための実践能力と知識、バイオ技術を駆使し機能性物質を開発する能力そして環境問題に科学的に取り組む技術者の養成を目指しています。
具体的には、生命現象を取り扱う生命科学・微生物学・分子細胞生物学、食品化学・栄養化学・食品衛生学などの食品分野など、複数の学問を融合しているのが特徴で、学生はこれらを豊富な実験設備を使って確認しながら学んでゆきます。そのため本学科では、一定の科目を修得することにより工学部としてはめずらしく食品衛生監視員・食品衛生管理者の資格を取得でき、また、環境計量士などの資格受験に有利な教育内容です。
生命現象の理解から機能性食品の開発までサポート
最近の生命科学の進歩により、生命を構成する物質の構造と役割が分子レベルで明らかになりつつあります。また、人々の健康や食生活に対する関心の高まりもこれまでになく顕著なものがあります。そのため、生物やこれを利用した食品の特性を科学的に解明し、健康を維持するために必要なより付加価値の高い機能を食品に加えることが重要になっています。
そこで本学科では、生命現象を取り扱う生命科学・生化学・微生物学・分子細胞生物学、食品の機能や安全性を学ぶ食品化学・栄養化学・食品開発論・食品衛生学、科学的な視野で生物を捉える生物物理化学・天然物有機化学・生物有機化学など生命科学系の科目をカリキュラムに多く採用しています。これらの複雑な問題を考える道筋を示し、さらには健康増進や機能性食品の開発という基礎から応用までを知識と技術面からサポートします。
食品衛生関連資格で就職に有利
昨今、食物アレルギーなどに煩わされる人が増えたり、健康食品や保健機能食品などがもてはやされたりするなど、食の安全性や予防医学の観点から、日常に食べる食品にあつい注目が集まり、食品に関する専門家の意見が重視されるようになっています。本学科でも、そのような社会のニーズに応え、食品衛生学や食品科学など食品に関する科目を多く採用しています。"食"というと一般には、薬学部や農学部、女子大学に多い食物栄養学部というイメージがあります。しかし、本学科では、環境衛生監視員、食品衛生管理者、食品衛生責任者任用資格といった資格取得もあります。
この様に私達にとってより良い生活環境を作るため、食の安全と健康を考える科目を学べる本学科は、工学部にあるということでかなりユニークな存在であり、女子学生はもちろん男子学生も食品の専門知識を学べ、資格も取得できるのです。近い将来現れるだろうと予想される、薬局などで食品の効能をきちんと説明できる食品アドバイザーなども、本学科卒業後の進路の1つに考えられます。
人員不足が指摘されている環境問題を調査計測する仕事
たとえば、地面が汚染されているとした場合、地面を掘って土壌汚染度合いを調べたり、過去の数値から現在の汚染度を分析したりしなければ、問題の解決策を考える事はできません。そんな環境に関する計測を行うのが、文字通り「環境計測士」で、大気・水質の汚染濃度や騒音の計量に関する専門的な知識と技術を持つ人のための国家資格(濃度と振動の2種類)です。環境計測士は、その人が調査・分析した書類が裁判の証拠として採用されるなど、社会的にも重要な業務であるといえます。
そんな環境計量士が活躍する場面が増えているにもかかわらず、その人数は少なく、今、若い資格保持者に関する需要が高まっています。そこで本学科では、環境計量士(濃度)を受験する学生のために、科学基礎科目と共に計量管理概論、環境分析化学、環境関連法規、環境計量演習など受験に有利な科目も多くカリキュラムに取り入れています。
この環境計量士資格を持っていれば、就職・転職にも有利なほか、資格手当もつける企業もあることが魅力です。