九州共立大学 スポーツ学部長
照屋 博行
「九州共立大学のスポーツ文化とは何か」
「スポーツとは何でしょうか?」と聞かれたら「それは文化です」と私は答えたいと思います。では文化とはなんでしょうか。人にはいろいろな生き方や考え方がみられています。文化とは多くの人々の共通する想いや願いが人々の心から心へと伝わっていくものではないでしょうか。そして、スポーツがもたらすその文化、そこには数多くの「感動」が人々の心の中に刻み込まれています。
1964年アジアで初めて開催された東京オリンピック、あの時の感動が2020年に再び東京に戻ってくるのです。このように人々のスポーツに対する関心や期待が日々高まる中で、九州共立大学独自のスポーツ文化をどのように構築していけばよいか、ということに私達は鋭意検討を進めてまいりました。
本学スポーツ学部がスタートしてこの9年間、新進気鋭の若人と共に私達も汗を流し、常に前を向いて進んでいるところです。「自律処行」を学是としている本学では、己を律し意欲的に行動する者を育て、今日まで一千数百余名の卒業生を世に送り出しました。
その中にはトップアスリートとして世界の頂点を目指す者、また、保健体育教師として今まで自分自身が果たせなかった夢を教え子に託し、健全な人を育てることに日夜努力している者やスポーツの現場でアスレティックトレーナーとして活躍している者もみられております。
このように本学のスポーツ文化は「スポーツを通して豊かな人間性を磨き、自らの目で自らをしっかりと見つめることができるチャレンジ精神旺盛な若人を育てる文化である」と考えているところです。
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