経済学部の環境をテーマとした総合教養ゼミでは、6月22日、福岡県八女市の地場産業の視察を行いました。
日本の現在の竹林のほとんどは竹やぶで、環境に悪い状態となっています。
即ち、動植物も共生できない自然の山の竹やぶ化です。
その竹を八女市では行政、企業、大学機関と一体となって、研究し、竹林産業を地場産業として事業化しています。
視察先は竹の子、竹炭、竹酢液、竹チップなどの製造工場と竹の子の商品を販売している道の駅立花でした。
竹を原料とした商品の中には化粧水、クリーム、湿気取りグッズ、食器などもありました。
また、水俣市では竹からエタノール製造も成功しているとのことで、将来車の燃料としても利用されそうです。
今回の視察で学生たちは地域の人々が地元の資源をいかに商品化すべきか、日々努力していることを知ることができ、地場産業の大切さ、自然の環境の大切さをも知ることができました。
最新の竹の子工場 廃校後の研究施設
竹炭の安全性と高品質化について 竹の保管と竹炭について
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