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在学生インタビュー[井手下慎司]

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競争率が年々高まり、今や“上場企業に入社するより難しい”とまで言われている、福岡県公立学校教職員採用試験。そんな熾烈な競争を勝ち抜き、九州共立大学スポーツ学部4年の井手下 慎司さんが、県立高等学校の保健体育教諭職に現役合格を果たしました。「絶対に現役合格する!」の一念で、合格率約3.3%という「狭き門」を通過した井手下さんに、体育教師を目指すようになった経緯、現役合格の秘訣などを尋ねました。

厳格だった父親の下で芽生えた「人を引っ張っていく」意識

Q:現役合格おめでとうございます。まず最初に、井手下さんがスポーツに携わることになったきっかけは。

井手下:父親が地元高等学校の体育教員で、厳格な性格でしたから、幼少の頃から早朝ランニングなどをやらされていました。その後、小学校3年生で地元のサッカー少年団に入り、翌年、少年野球チームに入部。このあたりから、「大人になってもスポーツを続けたい」という意識が沸いてきたように思います。
実際、中学、高校とも野球部員として活動し、九州共立大学に入学する前は、野球で有名な他大学に通っていたんです。

体育教師を目指すようになったのは、やはりお父さんの影響ですか。

井手下:いえ、父は「おまえも教師を目指せ」といったことを、全く言いませんでしたね。僕自身、父親が教師だから自分も見習って…みたいな考えはありませんでした。 ただ、「どんな仕事に就くにせよ、人を引っ張っていける人間になれ」「人を引っ張れる人間でないと、人の上には立てない」という言葉は、常々言い聞かされていました。

もちろん子どもの頃は、『人を引っ張っていく、人の上に立つ』なんて言われても漠然とし過ぎていて、何をどうすれば良いのか判りませんでしたが、今になって考えると、父親のそういう言葉が「人を指導する・教育する」職業を目指す意識につながったのかもしれません。

Q:いつ頃から「体育教師」が具体的な目標になったのですか。

井手下:僕が通った高校の、野球部顧問をしておられた先生の影響です。この先生と接しているうち「自分も将来、こんな体育教師になれたらイイな」と、具体的に思い描くようになりました。
その先生は『熱血』という言葉を絵に描いたようなタイプで、とにかく真剣に、とことん話を聞いてくださる方だったんですよ。年齢的に近かったこともあって、僕も色んな悩み事を相談しました。それに対して一緒に考え、全身全霊で相談に乗ってくださる姿勢を見ているうち、父が言っていた『人を引っ張っていける人間』ということと、生徒を指導し、引っ張っていく『教師』という目標とが重なってきたんです。


九州共立大に入学したことで自分の未来が明確化された

Q:九州共立大学を選んだ理由は何ですか。

井手下:「スポーツ学部」という、全く新しいコースがあったからです。
僕が目指していたのは、プロスポーツ選手のようにスポーツそのものを職業にすることではなく、スポーツを通じて、人を指導したり人格教育を行う仕事。だから、自分自身の身体能力を高めることはもちろんですが、それ以外にも、スポーツ指導のためのノウハウやスポーツ理論などを学びたかったんです。
九州共立大学のスポーツ学部は、まさにそういうコンセプトの学びの場だと思い、他大学を卒業後、改めて入学を決めました。

スポーツ学部で学んだ中で、最も役立ったと思うことは。

井手下:なにしろ、他の大学では滅多に見かけない新しい学部ですから、先生方の接し方に『結果が見える何かをしなければならない』という一生懸命さを感じました。学生側にも、『ここで学べば何か新しい発見があるんじゃないか』という期待感があったから、どの講義も熱気があったように思えます。

同じ大学の中で、世界クラスの大会に出場している同級生がいたり、先生方の中に元オリンピック選手がいたり…といった環境も、非常に励みになりましたね。トレーニングルームの施設が非常に充実していた点も、驚きでした。
また、それまで人前で話すことなどほどんど無かったのですが、この大学の模擬授業で、指導を行う立場を体験することができて、「体育教師になろう」という目標が、より現実的に感じられるようになりました。

影響を受けた教員はいましたか。

井手下:目指している職業と合致していたこともあって、野田 耕先生の「教育方法」に関する講義が印象深かったですね。色々なことを教えていただいた中で、いつも「『意味のあること』をきちんと伝えることが大切だ」とおっしゃっていた言葉に影響を受けました。 僕自身も中学・高校の野球部員だった時代、ただがむしゃらに「もっと頑張れ!」と言われるより、「この弱点をカバーするために、こういう練習を増やしていく」と指導される方が、心の底から意欲が湧いていました。目標があった方が、誰しも頑張れるのと同じで、「体育教育」も、そこに意味があることを伝えていかねばならないんだな…と、講義のたびに感じていました。


「現役合格は難しい」の言葉が逆に「やる気」に火をつけた

Q:現役合格が、非常に難しいと言われている福岡県の教職員採用試験。一発合格できた理由は何でしょう。

井手下:面接で、「保健体育教育」に対する自分の想いを全て伝えられたこと。そして、筆記試験が思ってた以上に解けたことじゃないでしょうか。筆記試験のための勉強は、かなり一生懸命にやりました。特に、中学時代から苦手意識があった数学(笑)。面接で話す内容も、自分の考えが伝わりやすいように整理して、何度も練り直しました。合格通知が届いた時には、鳥肌が立つくらいに嬉しかったですね。
周囲からは、「一発合格は無理だろうから気長に取り組め」「2〜3年かける覚悟がないとダメだ」なんてことを言われ続けていましたし、実際に試験会場に行くと、そこそこ年配の方が大勢いたんですよ。だから余計に、「絶対に現役合格してやる!」という思いが高まって、実力を全部出せたのだと思います。

Q:いよいよ、この春から高等学校教員です。どんな教師像を目指しますか。

井手下:とにかく一心不乱に頑張るだけですが、その中でも「最後までやり遂げる」ことの大切さを伝えていきたいと思います。自分の茶碗は自分で洗うとか、自分の部屋の掃除は自分で毎日やるとか、どんな小さなことでも良いから、とにかく「やる」と決めたら最後までやり抜く。これが、スポーツをはじめ全てのことの基本になるんじゃないかと、僕は考えています。

僕には、目標にしている教育者がいます。原田 隆史さんという、企業経営者向け教育やスポーツ選手教育などに取り組んでおられる方です。もともと、20年間ほど公立中学校の体育教師をやっておられたらしいのですが、この方が提唱している「自立型人間を育てる」という教育法に、僕も強い共感を感じています。僕が伝えたいと思っている「やると決めたことを最後までやりぬく」ということも、結局は、自立できる人間を目指すための基礎ですからね。

Q:最後に、体育教師への道を目指している後輩たちにアドバイスを。

井手下:筆記試験のための勉強は、できるだけ早めに始めるべきですね。僕の場合は数学でしたが、苦手科目がある人は特に、最初から勉強し直すつもりで取り組んだ方が良いです。同時に、大学生活を通じて色んなことを学びながら、一般常識の幅を拡げることも大切だと思います。 それから、プライベートでは「体を張った遊び方」もしないように注意した方が良いですね。僕もそうなんですが、体力に自信がある体育会系の学生って、ついつい勢いで“体力勝負”の遊びをやったりするじゃないですか、ものすごく高いところから飛び降りてみたり…とか(笑)。でも、それで重大な怪我とかやってしまうと、色んな面でマイナスになります。アドバイスになるかどうか判りませんが、限界にチャレンジするような遊び方をするエネルギーがあるのなら、将来に向けた準備をした方が良いということですね。。

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