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在学生インタビュー「平成29年北九州市民スポーツ賞受賞者」

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アジア初となるラグビーワールドカップの日本開催が決定して以降、ラグビーに興味を持つ人々が増えています。そんな中、九州共立大学ラグビー部4年生(取材時)の中野将宏君は、男子7人制ラグビー日本代表チームの一員として活躍中です。2016~17年に開催されたセブンスワールドシリーズの全試合に出場し、2017年のアジアシリーズではチームの総合優勝に貢献。現在は東京オリンピックに向け、精進を重ねています。そんな中野君に、7人制ラグビーの魅力や共立大ラグビー部の様子、大学生活について聞きました。

最初の試合で出された指示は「ボールを落とすな、とにかく走れ!!」

Q:ラグビーを始めたのは、子ども時代からですか

中野:いえ、実は高校に入学するまで、ラグビーとアメフトとの違いもよく判らない状態でした。
5歳から中学卒業までは、バスケットボール一色でした。それ相応の、納得できる成果が出せたので、高校に入ったら別のスポーツをやりたい…と、バスケ部の監督に相談したところ、偶然にも石見智翠館高校のご出身で、ラグビー部の監督ともお知り合いだったんです。“話はつないでおくから、ラグビーをやってみないか”と勧められ、進路を決めました。
石見智翠館は、多数のプロ野球選手やラグビー選手を輩出しており、ラグビー部も20数年連続で花園に出場できるレベルの高校です。僕はそんなことも知らず、しかも、ラグビーのルールも全く知らないまま進学したので、『入ってから驚いた』という感じでした。

Q:全くの初心者だと、周囲について行けなかったのでは

中野:ラグビー部員の8割ほどは大阪出身で、ジュニアの全国大会に大阪府代表校として出場した選手もいましたから、レベルはまるっきり違っていました。

ただ、部員は全員優しく、僕が初心者だと話したら、先輩も同級生も色々なことを教えてくれましたね。だから練習にもすんなり慣れることができて、早い時期から試合にも出させてもらいました。監督からは足の速さを見込まれていたようで、任されたのは走るポジションです。試合前に出された指示は、「ボールを持ったらとにかく走れ。ボールを落とさないことと前に放らないことだけ気をつけろ。で、トライラインに着いたらとにかくボールを置け」ということだけ(笑)。でも、それだけ守っていれば何とかやれたので、少し自信がつきました。

Q:高校時代のラグビー部で得たものは

中野:技術面ではステップワークでしょうか。10年近くバスケをやっていた影響なのか、相手プレイヤーをかわす時の足運びが、独特というか普通とは違うと言われていました。
それから、判らないことは何でも尋ねる姿勢が身についたのも良かったです。周囲に素晴らしいプレイヤーがたくさんいたし、ラグビー部内に、何でも質問できる雰囲気があった。だから、高校3年間は毎日がむしゃらに練習して、判らないことは納得いくまで質問して…の、繰り返しだったように思えます。


トップクラスの選手たちの「気持ちの余裕」を実感

Q:進学先を共立大を選んだ理由は

中野:実家が山口なので、当初、山口県内の大学に行こうと考えていたのですが、高校の監督に相談したところ、「ラグビーをやるのなら、福岡にもっと良い大学ある」と、共立大を含め3校を紹介して下さいました。
実際に3大学とも見学し、指導者ともお話しをさせてもらった結果、共立に進もうと決心しました。決め手は、練習設備の充実度と、ラグビー部内の雰囲気。共立大のラグビー部は、後輩でも先輩に対して、練習中に気づいたことなどを遠慮なく言えるし、その一方で、私生活ではちゃんと礼儀をわきまえている雰囲気が伝わってきたんです。

Q:7人制ラグビーを始めたきっかけは

中野:毎年4月、セブンスの九州大会が行われているので、チームで練習に取り組み始めたのがきっかけです。15人制をやりながら、大会がある期間だけセブンスの練習を並行してやっている感じです。
セブンスの魅力は、「2倍走ること」でしょうか。僕の場合、高校時代から足に自信があった分、最初は有利に思えたのですが、スタミナにはそれほど余裕がないので、バテたらすぐ変えられます。
「展開が早いこと」も、セブンスの魅力ですね。15人制は80分ですが、セブンスは14分。ちょっと目を離すと得点が入っていたりして、プレーヤー側も息つくヒマがありません。展開が早い分、観戦する方々も見飽きないのではないでしょうか。

Q:「セブンスならでは」といった練習はありますか

中野:僕は現在、「ハーフ」というポジションを任されています。15人制の場合、ラインアウトでボールを投げるのはフォワードですが、セブンスではハーフの役割なので、ボールを投げる際のコントロール精度を上げる練習が必要です。
タッチラインから遠い時は15mくらい投げなきゃいけないうえ、各プレイヤーの身長もそれぞれ違うので、高さの調整も必要です。

思い通りに投げるのはなかなか難しいので、15人制のフォワードや、後輩と一緒に練習しています。

Q:日本代表チームに選ばれたときの気分は

中野:ひょっとすると、監督には事前に伝わっていたのかもしれませんが、大学3年時の10月頃に日本選抜となり、12月に代表に選ばれ時は信じられない気分でしたね。両親に報告した時も、非常に驚いた様子でした。父から「選ばれたからには全力で頑張れ!」と言われて、選ばれた実感と責任感が沸いてきました。
選抜は学生ばかりだったので、楽しみながらやれましたが、日本代表となると、やはり緊張します。かなり年上のプレイヤーや、オリンピック出場経験があるプレイヤーなどもいますしね。ただ、トップレベルの選手は皆さんフレンドリーで、「好きなようにやって良いから」と言われ、何だかホッとしました。
ドバイ大会に出場した際、4~5万人収容できる大スタジアムがほぼ満席で、経験したことのないような緊張感を味わいました。“これはヤバい”という心境で、正直なところ前半は、うまくプレー出来なかったんです。しかし、後半直前、先輩方から「とにかく好きにやれ。『今』を楽しまないと後悔する。何も考えずに好きなようにやれ」などのアドバイスを受けたおかげで緊張がほぐれました。
自分の何倍もの経験を積んでいる先輩たちから、そういうふうに言っていただけるのは、本当に心強いです。

Q:トップクラスの選手たちとプレイして、『学び』はありましたか

中野:学生ラグビーと一番違うのは、「冷静さ」ですね。例えば、残り時間が少なく、相手チームに僅差で負けている状態の時でも、先輩方はみんな冷静に対処するんです。学生だと、かなり焦ってアタフタしてしまいそうな場面ですが、やはり、気持ちの余裕があるのでしょうね。
それから、日本人選手より2回りくらいデカい海外の選手の“あしらい”もうまいです。僕はそれほど体が大きくないので、真っ正面からコンタクトするとパワー負けします。だから試合では、小柄であることを活かしてうまくズラしながら、相手の腰を目がけていきます。その時のステップでは、バスケ時代の経験が活きているのかもしれません。


共立は、学生と先生方の距離が近く、何でも話せる大学

Q:大学生活について。練習ばかりで『学生生活』を楽しむヒマがなかったのでは

中野:そうですね、ラグビー部はアルバイト禁止ですし、いわゆる“キャンパスライフを楽しむ”時間は、ほとんどありませんでした。
ただ、そんな中でも、ラグビー部員同士で晩メシを一緒に食べに行ったり、20歳を過ぎてからは飲みに行くことも多かったです。オフの前の日は、後輩を連れて飲みに行ったりもしましたから、それなりに楽しめたと思います。
勉強の方では、経済学部の梅田ゼミで簿記・会計を学びましたが、どうしても試合の都合で出席できないこともあります。そんな時、梅田先生が、欠席した回の授業内容を理解できるようフォローして下さって、大変お世話になりました。
それから、エクセルが使えるようになったのも梅田ゼミのおかげですね。最近はラグビーでも、エクセルを使って練習プログラムや相手チームの分析データを作ったりしますから、経済学部で良かったと思います。

Q:日本代表となったことで、大学での過ごし方が変わった点は

中野:部活動で、“天狗”にならないよう心がけました。浮かれたり、偉そうな態度をしていると、後輩はついてこなくなりますから、日本代表選手に選ばれる前と態度が変わらないよう努めました。
僕はもともと、練習内容などに対して「熱く語る」タイプだったのですが、その態度も改め、シンプルに判りやすく言うように心がけました。これは、トップレベルの先輩方が、「自由にやれ」と言って下さったおかげで全力を出せた経験から学んだことです。

Q:最後に、共立大受験を考えている高校生たちにメッセージを

中野:はい、共立大は学生と先生方との距離がとても近く、何でも話せる大学だと言えます。学生のことを親身に考えて下さる先生も多く、他県から入学する学生も多いので、初めて親元から離れる人にとっても友達が作りやすく、充実した大学生活が出来るのではないでしょうか。
スポーツをやるために共立大を検討している人にとっても、とにかく練習のための設備が整っていて、充実したスポーツ活動ができると思いますよ。

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