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JR折尾駅・新駅舎の骨格ができていました

皆さん、こんにちは。

今回は、九州共立大学の最寄り駅であるJR折尾駅を紹介します。
折尾地区には、九州共立大学、自由ケ丘高校ほか、多くの大学、高校があります。
JR折尾駅はそれらの学校の最寄り駅として、多くの学生・生徒さんに利用されています。

先日、折尾駅に行きましたら、駅北口近くに新駅舎の骨格ができていました。
現在の折尾駅は仮駅舎で営業しています。そして数年後には新駅舎が設置されるとの計画が発表されていました。

折尾駅は1891年(明治24年)に開業した駅です。その後、1895年(明治28年)に折尾駅は日本初の立体交差構造を採用します。
折尾駅の旧駅舎は立体交差の線路を包み込む形で1916年(大正5年)11月5日に造られ、その駅舎が約100年間に渡って使われていました。

しかし二つの線路が駅内で交差する構造を採った旧折尾駅舎は、駅の構造および利用者の導線が複雑なものになっていました。
加えて、駅周辺の市街地が線路により分断されていたこと、駅そのものが老朽化していたこと等の諸問題を解消するため、折尾駅周辺の線路の高架化と新駅舎の建設が決定されました。

折尾駅には現駅舎(折尾駅北口)が建設され、2012年(平成24年)に現駅舎の運用が開始されました。
そして、折尾駅舎(旧駅舎)は解体され、約100年の歴史に幕を下ろしました。

現駅舎(北口駅舎)は仮駅舎であり、将来的には旧折尾駅舎の意匠を継承した新駅舎が建てられるということが、かねてから言われていました。
その新駅舎の骨格が、ついに多くの人の目に触れることとなりました。
旧折尾駅舎の画像も紹介します。

 IMG_6096a.jpg

交通の要諦として、多くの人と物の離発着の場所としての役割を担ってきた折尾駅。現在の折尾駅の1日の平均乗車人員数はJR九州の駅では第5位だそうです(2018年度/平成30年度実績)。

新駅舎は2022年度中(令和5年3月まで)に完成予定ということです。利用者にとって利便性が高く、愛される新折尾駅舎の完成を祈っています。
折尾がこれからも多くの人でにぎわう町であるよう、そして学生が集い、楽しい思い出の地として心に残る土地であり続けるよう、願ってやみません。
《 T.N 》