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写真:スポーツ学部 スポーツ学科教授 教授 (Shimozono Hironobu)
教員氏名 下園 博信
ローマ字 Shimozono Hironobu
所属学部 スポーツ学部
所属学科 スポーツ学科
職 名 教授
研究室 A308
メールアドレス cmozono@kyukyo-u.ac.jp
学生諸君へ  何事も「瞬間」が大事です。今が過去からの積み上げで、今が未来へのスタートです。大事な「瞬間」を逃さずに、九州共立大学での「瞬間」を共に有意義に過ごしましょう!びっくりするような喜びや悲しみが待っているかもしれません。でもそれも「瞬間」です。常に前を見て、堂々と自分の進むべき道を歩いていきましょう!よろしく・・
取得学位 平成7年3月 体育学修士(福岡大学大学院)
学歴 平成5年3月 福岡大学体育学部体育学科卒業
平成5年4月 福岡大学大学院体育学研究科入学
平成7年3月 福岡大学大学院体育学研究科修了
平成17年4月 九州工業大学大学院生命体工学研究科博士後期課程入学(在学中)
専門分野 体育方法学 スポーツ心理学
所属学会名 平成5年4月 九州スポーツ心理学会会員(現在に至る)
平成5年7月 九州体育・スポーツ学会会員(現在に至る)
平成6年4月 日本スポーツ心理学会会員(現在に至る)
平成11年4月 日本体育学会会員(現在に至る)
平成18年9月 日本トレーニング科学会会員(現在に至る)
教育研究社会活動の概要 1995(平成7)年7月 1995年ユニバーシアード福岡大会組織委員会(大学スポーツ研究会議専門委員会実行委員)
1996(平成8)年9月 九州ラグビーフットボール協会強化委員(体力養成・科学分析委員) 
1996(平成8)年9月 福岡県ラグビーフットボール協会競技委員会大学担当委員(現在に至る)
1998(平成10)年11月 日本ラグビーフットボール協会科学委員会特別委員
1999(平成11)年9月 日本ラグビーフットボール協会医・科学委員会委員(現在に至る)
2000(平成12)年5月 日本オリンピック委員会強化スタッフスポーツカウンセラー
2001(平成13)年9月 九州ラグビーフットボール協会強化委員・セレクションコミッティ委員(大学選抜担当)(現在に至る)






担当授業科目 ラグビー
コーチング各論
コーチングシステム論
スポーツ心理学
人間基礎演習Ⅲ
人間基礎実習Ⅲ
キャリア基礎演習A
スポーツ学演習IⅡ
卒業研究
健康科学
学内における委員会活動等 学生支援委員 
予算委員会 等
社会貢献・国際連携等 平成15年3月 コカ・コーラウエストレッドスパークステクニカルディレクター(平成20年3月まで)
平成15年3月 スポーツメンタルトレーニング指導士補取得
平成15年10月 日本体育協会公認上級コーチ認定
平成15年10月 日本体育協会公認ラグビーフットボールマスターコーチ認定
平成18年6月 日本ラグビーフットボール協会公認JRFU強化コーチ認定
平成19年7月 IRB(国際ラグビーボード)コーチエデュケーター資格取得
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
著書
著書 「現代人のからだと心の健康」(「5章.運動とトータルフィットネス」の担当) 共著 2006.3. 杏林書院 運動(身体活動)と健康の関わりを中心題材として扱い、スポーツ健康科学の立場を基軸として公表\されているデータを基に社会・文化的側面、身体的側面および心理的側面から現代社会に内在する健康問題を掘り下げ、健康問題解決へのひとつの方向性を提案することを基本理念として編集されている。担当した「運動とトータルフィットネス」については、運動・栄養・休養をどのように健康獲得手段として位置づけ、これらの三要因の具体的応用性について解説した。
〔P141~P168を担当〕
(平木場浩二編、磯貝浩久、稲木光晴、下園博信、西村秀樹)
著書 「スポーツ心理学」(「第11章3.判断力・予測力を養う練習法」の担当 共著 2005.5. 大修館書店(全209ページ スポーツ心理学をわかりやすく説明し、テキストとして使用することもできる内容である。担当した「判断力・予測力を養う練習法」については、スポーツの現場でセンスや経験の有無によって違いが見られるとされてきた判断力や予測力について、実験室的な練習法やフィールドでの練習法を具体的な示している。〔P101~P103を担当〕(徳永幹雄編、下園博信、兄井彰、岩崎健一、磯貝浩久、橋本公雄、他)
学術論文
学術論文 「認知的トレーニング」の現状と課題 共著 2009.12. 九州体育・スポーツ学会  「認知的トレーニング」といわれる状況判断能\力を向上させる可能\性をもつトレーニングについて、国内の研究をまとめ、今後の課題を提示した。具体的には、パフォーマンスとの関係を追及することや正確な判断だけでなく「速く正確な判断」をするためのトレーニングなどであった。〔P1~P7の全文を担当〕(下園博信、磯貝浩久)
学術論文 Time Analysis of scoring tries in Rugby Union. 共著 2004.12. Performance Analysis of Sport 4(P120~P122) ラグビーのゲーム様相について、有効な時間の捉え方について分析・検討した。その結果、日本代表チームを対象にした分析について、海外のチームよりもインプレー時間は長いが、インプレー中の動的時間の使い方が有効ではないという結果が判明し、その改善策なども含めて検討した。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(Murakami I, Shimozono H., Yamamoto T. and Sasaki K. )
学術論文 クラブソーシャルマネジメント情報の共有 共著 2004.7. ラグビー科学研究2004.VOL16(P37~P40) イギリスのプレミアリーグ(ラグビー)のクラブ、リーグマネジメントの状況について調査、分析した。対象チームはレスタータイガースであった。チーム活動の社会的貢献や地域と連携、またラグビーの競技育成・普及にも様々な工夫がありクラブとしての有益な活動を行っていることが理解できた。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(河野一郎、勝田隆、山本巧、佐々木康、安ヶ平浩、村上純、渡辺一郎、古川拓生、斉藤武利、宮尾正彦、永松昌樹、下園博信)
学術論文 ジャパンラグビートップリーグ2003年度ゲーム分析報告トップリーグ2003とRWC03データ(IRB分析ユニット)とのゲーム様相 共著 2004.7. ラグビー科学研究2004.VOL16-2(P3~P20) 2003年にスタートしたトップリーグのゲーム様相について分析、検討した。全66試合の中で、上位3チームの対戦したゲームについて、エリア獲得を意図しなおかつ攻撃的なラグビーをしていることが示された。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(河野一郎、勝田隆、山本巧、佐々木康、安ヶ平浩、村上純、渡辺一郎、古川拓生、斉藤武利、宮尾正彦、永松昌樹、下園博信)
学術論文 マイクロソフトカップ2004ゲーム分析報告 共著 2004.7. ラグビー科学研究2004.VOL16-2(P21~P35) トップリーグの上位8チームによって行われたトーナメント戦について、分析・検討した。トーナメント戦の特徴的な様相が伺えるような仮説を立てていたが、キックによる得点や反則数などリーグ戦の状況とあまり変わらなかった。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(Takuo FURUKAWA,Hironobu SHIMOZONO,Tsuyoshi TOKUNAGA)
学術論文 マリン(シーカヤック)実習が参加学生の心理面と授業評価に及ぼす効果について 共著 2003.12. 体育・スポーツ教育研究(P18~P24) アウトドア活動が参加学生の心理的変化に及ぼす影響について、POMS、記述式レポートの分析から評価、検討した。短期的効果として環境への配慮や協調性の増加などが挙げられ、長期的な効果としても環境への配慮が持続していくことなどが確認された。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(西村千尋、下園博信)
学術論文 マリン(シーカヤック)実習が及ぼす心理的影響について 共著 2002.12. 長崎県立大学論集(P95~P101) 最近の実習や経験学習などで行われるアウトドア活動について受講生の心理的変化をPOMSを用いて測定、検討した。5日間のシーカヤック実習において実習の前後では、POMSの得点の疲労は高くなったものの、活動性の向上やネガティブ因子の低下が見られ非日常的な体験が積極的休養状態をもたらしたものではないかと考えられた。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(西村千尋、下園博信、上濱龍也)
学術論文 大学サッカー選手の心理的競技能力について 共著 2002.6. 長崎県立大学論集(P73~P85) 大学のサッカー選手に心理的競技能力診断検査を行い競技経験や学年、レギュラー、非レギュラーなど変数を比較検討した。特に心理的スキルといわれる精神の安定・集中の要因について、経験値が高いプレーヤーが有意に高く、レギュラープレーヤーが非レギュラープレーヤーよりも自信、決断力の要因で明らかに高い結果となった。この結果からメンタルトレーニングなどの個別または、レベル別の指導が必要なことが示唆された。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(西村千尋、下園博信)
学術論文 国内の社会人、大学及びSuper12におけるゲーム分析~プレー時間からの検討~ 共著 2001.6. ラグビー科学研究(P43~P49) 過去の研究で時間のインプレーの長さや時間経過を追ってパフォーマンスとの関連性を検討したものがあったが、具体的なゲームリズムやテンポに着目した分析、検討は行われていなかった。このことから、インプレー中の静的時間、動的時間の分析やパフォーマンスとの関連を検討し、ゲームリズムの国際比較を行った。世界トップレベルのリーグにおけるゲームでは、日本国内のリーグに比べインプレー中の静的時間が短く、テンポアップしたゲームが行われていることが明らかになった。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(村上純、下園博信、勝田隆、佐々木康、古川拓生、河野一郎)
学術論文 時間経過に伴うゲームの変化(タイムステージ)に関するゲーム分析~日本代表のゲームについて~ 共著 2000.6. 8. 時間経過に伴うゲームの変化(タイムステージ)に関するゲーム分析~日本代表のゲームについて~ 日本代表のゲームコントロールについて、時間の経過とそのパフォーマンスを分析、検討した。また、ゲーム中のパフォーマンスをタイムステージ区分し、これまで前半、後半での区分が主な分析方法であったことからより詳しく、時間の経過とパフォーマンスの関係を検討できた。特に、ファーストインプレッション(開始10分)と呼ばれる時間帯でのパフォーマンスが後のゲーム展開に影響する可能性も見出せた。〔P68~P80の全文を担当〕(下園博信、村上純、勝田隆、河野一郎)
学術論文 長崎県北部在住の高齢者と大学生における精神的健康パターンの比較 共著 1999.12. 長崎県立大学論集(P1~P7) 同じ地域に生活する高齢者と大学生の精神的健康パターンについて、精神的健康パターン診断検査を用いて調査、分析した。調査結果から、高齢者と女子学生については良好なメンタルヘルスのパターンであったが、男子学生についてはメンタルヘルスの低いパターンであった。また、男子学生の運動習慣や食事、睡眠など生活習慣の不整備な状況からもこのような結果が伺える可能性があることが示唆された。 〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(岡崎寛、下園博信、上濱龍也、西村千尋)
学術論文 長崎県北部在住の高齢者と大学生におけるスポーツ意識の比較 共著 1999.9. 長崎県立大学論集(P133~P139) 同じ地域に生活する高齢者と大学生のスポーツ意識について、スポーツ行動診断検査を用いて調査、分析した。調査結果から年齢が増すと運動・スポーツへの意識が「健康」に向いてくることが理解でき、明確な目的意識を持った運動・スポーツの行動を行っていることも示唆された。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(岡崎寛、下園博信、上濱龍也、西村千尋)
学術論文 パシフィックリム選手権におけるゲームの比較~98・99年の日本代表のゲームについて~ 共著 1999.6. ラグビー科学研究(P64~P91) 1999年のワールドカップに向けて強化中の日本代表のゲーム様相について分析し、検討した。特にプレー時間に着目し、V Basic ver.6.0,WindousNT4.0 Workstationを使用したタイマーカウンターを作成し分析の精度を高めた。プレー時間によって得点、失点の状況が変化することが示唆されたり、日本代表のインプレータイムがラグビー強豪国のレベルに近づきつつあることが判明した。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(村上純、下園博信、勝田隆、河野一郎)
学術論文 ラグビー選手の持久力測定におけるマルチステージフィットネステストの妥当性に関する研究 共著 1997.9. 福岡大学体育学研究(P57~P70) マルチステージフィットネステストの検証実験として、K2を使用し、最大酸素摂取量の実測値と推定値に違いがあるのかを検討した。ラグビー選手においては実測値と測定値に相関が高く、持久力測定に用いることの妥当性が明らかになった。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(村上純、岩本英明、下園博信、片峯隆、高野裕光、古川拓生、樋口幸治)
学術論文 ラグビープレーヤーのゲーム中の移動距離と速度の研究 共著 1997.8. 福岡大学体育学研究(P25~P54) ラグビープレーヤーのゲーム中の移動距離と速度を3次元測定におけるDLT法を用いて検討した。測定結果より移動距離・速度はインプレー時間の長短に影響されることが示唆された。また、プレーヤーの疾走速度が速いほうがプレー中の移動速度も速い結果となり、スピードトレーニングの重要性も確認された。データ収集、分析、考察、図表作成などを担当した。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(村上純、下園博信、下永田修二、乾真寛、片峰隆、古川拓生)
学術論文 ラグビーの連続攻撃への貢献要因 共著 1995.7. 西日本工業大学紀要(P61~P65) ラグビーのゲーム分析法が発達していく中で、量的なデータを分析する傾向があることを指摘し、質的なデータを分析することによって、新たなゲーム分析の視点を提示、検討した。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(佐々木康、村上純、下園博信)
学術論文 ラグビーにおける状況の判断能力に及ぼす認知的トレーニングの効果~バックスプレーヤーについて~ 共著 1994.12. スポーツ心理学研究(P32~P38) ビデオ映像を用いた、認知的トレーニング(決定的な試合場面などでの判断、予測力などをトレーニングする)が、状況判断能力に及ぼす効果について検討した結果、ゲーム状況の意思決定について積極的に考え言語化し、それについて適切な解説が加えられたトレーニング群が状況判断能力に深く関わるであろう戦術的的確さの向上が見られた。〔P32~P38の全文を担当〕(下園博信、村上純、山本勝昭、兄井彰)
雑誌
雑誌 体育の科学(2007.Vol.57)「スポーツ現場におけるビデオ映像のさまざまな活用法 単著 2007.8.1 杏林書院 最近のスポーツ現場で使用されるビデオ映像について、具体的な活用法をいくつかの例を挙げながら説明した。また、スポーツ現場での特徴的な活用法(テニスの“チャレンジ”システムなど)にも触れ、幅広くビデオ映像が活用されていることを紹介した。そして今後の活用法についての課題や問題等を提示した。
雑誌 冬季種目のメンタルマネージメントに関する研究~第3報~マスコミのオリンピック選手に及ぼす影響-その3- 共著 1999.3. 4. 冬季種目のメンタルマネージメントに関する研究~第3報~マスコミのオリンピック選手に及ぼす影響-その3- 長野五輪の終了後に参加選手・関係者、マスメディア、地域市民へ調査を行い、今後のスポーツ選手とマスコミのよりよい関係を見出すために、調査、考察を行った。過去2回の報告から競技団体独自でマスコミ対策を行ったり、各個人の意識が事前の報告から高いことが理解できた。また今後のマスコミとの関係性については「対策」より「対応」を意識することなどが挙げられた。 〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(山本勝昭、伊藤友記、谷口勇一、徳島了、今村律子、山口幸生、山津幸司、下園博信、岡崎哲哉、藤征光)
雑誌 冬季種目のメンタルマネージメントに関する研究~第2報~マスコミのオリンピック選手に及ぼす影響-その2- 共著 1998.3. 平成9年度日本オリンピック委員会スポーツ医・科学研究報告(P9~P28) 「選手」「マスメディア」「監督・コーチ」「マス(大衆)」の4者について、より良い関係を築くために長野五輪プレ大会参加選手・関係者、マスコミ、地域住民に調査、考察を行った。それぞれの調査報告の中から相互のよりよい関係を探るものを分析し、メディア関係へ「取材全般に関して」「報道全般に関して」「活字メディアの報道に関して」という提言書を作成し報告、配布した。 〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(山本勝昭、伊藤友記、山口幸生、徳島了、谷口勇一、下園博信、山津幸司、今村律子、岡崎哲哉)
雑誌 冬季種目のメンタルマネージメントに関する研究~第1報~マスコミのオリンピック選手に及ぼす影響 共著 1997.3. 平成8年度日本オリンピック委員会スポーツ医・科学研究報告(P8~P23) 長野五輪を控えて、オリンピック選手のマスコミプレッシャーについて、アトランタ五輪出場選手を対象に調査、考察を行った。さまざまな問題が存在したが、競技団体、監督、選手側がマスコミ対策を考える必要があることと、マスコミ側に取材のあり方について問題意識をもってもらうことを報告した。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(山本勝昭、伊藤友記、山口幸生、徳島了、谷口勇一、下園博信、今村律子、山津幸司)
雑誌 ジュニア期のメンタルマネージメントに関する研究~第3報~高校バレーボールプレーヤーに対する認知的トレーニングの効果 共著 1996.3. 平成7年度日本オリンピック委員会スポーツ医・科学研究報告(P25~P38) ジュニア期の高校生のバレーバールプレーヤーに認知的トレーニングを行い、その効用について分析・検討した。この研究においてはトレーニング記録用紙をバレーボールコートのイメージで作成し、より判断した結果などのついて詳しく記録できるようにした。その結果、パフォーマンスに著しい変化は見られなかったが、選手間のコミュニケーションや経験の未熟なプレーヤーの状況判断の向上が見られた。〔共同研究につき本人担当部分抽出不可能〕(山本勝昭、伊東友記、下園博信、遠藤俊郎、兄井彰、徳島了、甲斐田修、江副成郷、山津幸司)
学会発表
学会発表 ラグビーにおける得点パターンの検討 共著 2010.9.10 日本体育学会 2009シーズンの国内、海外におけるラグビーの得点パターンについて、得点方法、時間、エリア、攻撃時数、パス回数などについて検討した。
学会発表 ラグビーのゲームにおける得点差とパフォーマンスとの関係~近年に行われた日本代表と社会人チームを対象に~ 共著 2004.9. 第53回九州体育・スポーツ学会(九州産業大学) 2003年のラグビーワールドカップに出場した日本代表チームのゲームパフォーマンスについて分析・考察した。その結果、失点とタックル成功率の関係が明らかとなり、特にゲーム後半での関係が顕著であることを発表した。(徳永剛、下園博信、村上純)
学会発表 Time analysis of scoring tries in Rugby Union 共著 2004.6. The World Congress of Performance Analysis of Sport Ⅵ(Ireland) 日本でのラグビーのゲーム分析法について時間を様々な角度から捉えて分析することが、ラグビーのゲーム様相を理解する上で重要であることについて、日本代表のゲームをモデルに発表した。(J.Murakami,H.Shimozono and T.Yamamoto)
学会発表 スポーツ傷害における心理的要因の検討~治療開始時における心理状態の調査(その2)~ 共著 2003.12. 第30回日本スポーツ心理学会(筑波大学) 前年の同学会で発表した調査を継続して行い、調査対象を増加し、さらに分析・考察した。受傷者の心理的状態と傷害の関係については前回の研究同様の結果が得られたが、対象者の約70%が19歳以下の選手であり、ジュニア期での傷害とメンタルの関係性を明らかにすることや傷害予防教育の必要性を発表した。(下園博信、今村律子、岩本英明)
学会発表 国内の社会人とSuper12におけるゲーム分析~プレー時間におけるゲーム様相の検討~ 共著 2003.9. 第54回日本体育学会(熊本大学) インプレー中の動的時間に違いが見られた国内と海外のラグビーの様相について、さらにその内容が変化しているのか分析・考察した。その結果、Super12では、相手の防御を崩す方法としてラック(静的な状況)を攻撃チャンネルごとに使い分けていることが明らかとなり、今後の国内のラグビーの攻撃方法についての改善が必要なことを発表した。(下園博信、村上純)
学会発表 スポーツ傷害における心理的要因の検討~治療開始時における心理状態の調査~ 共著 2002.11. 第29回日本スポーツ心理学会(福岡海の中道ホテル) スポーツ傷害に関わる調査研究のほとんどが、傷害経験を持つ対象者に想起法を中心に傷害時の研究を行っている。本研究では受傷したスポーツ選手が訪れるスポーツ整形外科において心理的状態を心理的競技能力検査、MCT-Ⅱ型、STAI、競技や傷害に関わるプロフィールについて調査・検討した。その結果、調査対象者のほとんどが精神の安定・集中が低く、心理状況と傷害に深く関係していることを発表した。(下園博信、今村律子、岩本英明)
学会発表 ラグビーの国内の社会人、大学及びSuper12におけるゲーム分析~プレー時間からの検討~ 共著 2001.9. 第50回九州体育・スポーツ学会(鹿児島大学) ラグビーのワールドカップ開催以後、世界のラグビーは大きく変化している。そのことから、インプレータイムやアウトオブプレータイムの単なる時間だけでなく、インプレー中の動的時間の状況を分析し、動きの中の有効な時間のあり方を検討した。その結果、国内の下ゲームとNZのS12ではインプレー中の動的時間の使い方に違いがあることを発表した。(下園博信、村上純)
学会発表 チームスポーツのメンタルコンディショニング~試合前のメンタルコンディショニングについて~ 単著 2000.3. 第13回九州スポーツ心理学会(アクシオン福岡) 目標とされるゲームに向けたチームのメンタルコンディショニングに、戦術的な認知的トレーニングを用いた時のパフォーマンスについて分析・考察した。その結果、対戦相手の情報に対しての具体的な対策が意思統一され、試合のスコアには直接的な影響はなかったが、試合内容の分析結果から見たパフォーマンス向上があったことを発表した。
学会発表 チームスポーツのメンタルコンディションについての検討~ラグビーチームのメンタルコンディショニングについて~ 単著 1999.10. 第50回日本体育学会(東京大学 対戦相手が明確な場合、試合までの過ごし方について(トレーニングやコンディショニングなど)目標達成に向けた準備を行わなければならない。そのため本研究においては、相手の情報をあたえた上でチーム内の意思統一、個人のメンタルを含むコンディショニングをどのように行うことが有効なのか調査・分析し、モデルケースとして発表した。
学会発表 ラグビーのゲーム様相に関する研究~タイムステージを用いたゲーム分析~ 共著 1999.10. 第50回日本体育学会(東京大学) ラグビーのゲーム様相について、タイムステージを用いた分析を行った。その結果、時間の経過とパフォーマンスの関係を見ることができ、タイムステージの考え方が今後のゲーム分析の一方法になることを発表した。(村上純、下園博信)
学会発表 チームスポーツのメンタルコンディショニングについての研究 単著 1999.3. 第12回九州スポーツ心理学会(鹿児島錦江湾ホテル) 大学ラグビーチームのプレーヤーに公式戦前のメンタルコンディションの調査を行い、分析、考察した。その結果、公式戦において敗れたゲーム前の競技意欲が低く、リアックス度が高い結果となり、敗因についてパフォーマンスとメンタルの両面が関わっていることを発表した。
学会発表 Contribution factor to successive attacks on Rugby-football game. 共著 1999.2. World Congress of Science and Football Ⅳ(Sydney) ラグビーのゲーム様相の中で攻撃の成功に関与する要因について、日本代表のゲームなどから分析した。その結果、ゲインラインを突破する有効なパスやランニング、ラックなどからのボールアウトタイミングなどがあることを発表した。(K.SASAK,J.MURAKAMI.H.SHIMOZONO,T.FURUKAWA.KATUTA&Ⅰ.KONO)
学会発表 ラグビーにおける状況判断能力と意思統一に及ぼす認知的トレーニングの効果~バックスプレーヤーに焦点づけて~ 共著 1996.11. 第23回日本スポーツ心理学会(仙台大学) 認知的トレーニングが集団の意思統一に効果があるのかを実験、検討した。その結果、状況を把握したり、プレーの選択肢の一致度には効果が見られたが、実際のフィールドテストでは効果を見ることができなかったことを発表した。(下園博信、村上純、山本勝昭、兄井彰)
学会発表 高校生バレーボールチームに対する認知的トレーニングの効果 共著 1996.11. 第23回日本スポーツ心理学会(仙台大学) 本オリンピック委員会スポーツ医・科学報告の中で取り上げた、高校生バレーボールプレーヤーへの認知的トレーニングの効果について発表した。(伊藤友記、山本勝昭、下園博信、遠藤俊郎、猪俣公宏、兄井彰)
学会発表 ラグビーの状況判断能力に及ぼす認知的トレーニングの効果 共著 1995.3. 九州体育学会第二文科会(福岡大学セミナーハウス) 認知的トレーニングの効果について、その具体的なトレーニング方法や効果を検証するためのテスト作成法などについて発表した。(下園博信、山本勝昭)
学会発表 状況判断能力に及ぼす認知的トレーニングの効果~ラグビーのバックスプレーヤーについて~ 共著 1993.9. 第42回九州大会学会(琉球大学) ビデオ映像を用いた認知的トレーニングの効果について、ラグビープレーヤーを対象に実験を行った。その結果、トレーニンググループの有意なトレーニング効果が確認されたことを発表した。(下園博信、村上純、山本勝昭、兄井彰)
その他
その他 ラグビーの状況判断能力に及ぼす認知トレーニングの効果 単著 1995.3. 福岡大学大学院(修士論文) ラグビープレーヤーの状況判断能力について、ビデオ映像を使用した認知的トレーニングを行った。その結果、個人の状況判断能力に関わる戦術的的確度の向上が見られた。またユニットでの意思統一についても認知的トレーニング後にプレーの一致度が見られた。このことから認知的トレーニングの有効性を示せた。