教員検索

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写真:スポーツ学部 スポーツ学科講師 講師 (Tashiro Tomoki)
教員氏名 田代 智紀
ローマ字 Tashiro Tomoki
所属学部 スポーツ学部
所属学科 スポーツ学科
職 名 講師
研究室 スポーツ学部A館305
メールアドレス tomoki@kyukyo-u.ac.jp
オフィスアワー 木曜日 12:30 ~14:00
学生諸君へ 大学は自らの興味・関心をとことん追求できる場です.卒業する時に「九州共立大学を選んで良かった」と思えるように有意義な大学生活を送ってください.共に頑張りましょう.
取得学位 修士(体育学)
学歴 筑波大学大学院人間総合科学研究科体育学専攻博士前期課程修了
専門分野 コーチング,ハンドボール
所属学会名 日本体育学会会員(現在に至る)
日本ハンドボール学会会員(現在に至る)
教育研究社会活動の概要 筑波大学 男子ハンドボール部コーチ(2012-2013)
九州共立大学 男子ハンドボール部コーチ(2014)
九州共立大学 女子ハンドボール部コーチ(2014)
九州共立大学 男子ハンドボール部監督(2015-現在に至る)
九州共立大学 女子ハンドボール部監督(2015-現在に至る)
担当授業科目 保健体育科教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ,学校体育指導演習,球技指導法A,スポーツゼミナール,卒業研究 等
学内における委員会活動等 教務委員会,教職課程委員会,福原学園衛生委員会
社会貢献・国際連携等 【社会貢献】
つくば市ハンドボール協会理事(2013)
北九州市ハンドボール協会理事(2015-現在に至る)
発掘育成運営専門委員会(2019-現在に至る)
NTSブロック運営委員会(2019-現在に至る)
福岡県ハンドボール協会 審判部審判委員会(2019-現在に至る)

【その他】
2013年度日本ハンドボール学会 学会大会賞 受賞
2015年度日本ハンドボール学会 学会賞 受賞
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
著書
著書 教職課程エッセンス-新学習指導要領を読み解くために- 共著 2019.10. 有限会社 花書院 教育課程の編成,実施,評価,改善,学習指導要領と教育課程の歴史,平成29年度版学習指導要領の基本構造,各教科・領域の資質・能力と味方・考え方についてまとめている.
第4章7(体育科:保健体育科における改定の要点,資質・能力と見方・考え方)を担当.
学術論文
学術論文 Consciousness of Training Body Part(s) by Showing a Picture of Various Exercises in Trunk Muscles 共著 2019.12. International Journal of Sport and Health Science 17巻(p.135-147) The present study investigated the awareness of the body part(s) trained by showing participants a picture of trunk muscle exercises.
These results suggest that while the penetration rate of trunk exercises is high, performing them by referring to only a picture may result in participants not properly understanding which body part(s) should be trained during the exercise. Specifically, a lack of awareness of the agonist area in trunk exercises was greater for static trunk exercises such as the front plank than for dynamic ones such as a sit-up. Therefore, it is recommended that not only beginners and those with limited exercise experience, but also those who have received exercise instruction should perform trunk exercises under the supervision of a professional instructor.
(Oshita K., Matsuzaki T., Hikita A., Miyazaki R., Hagiwara G., Tashiro T., Tsuno T., Higuchi Y., Funatsu K.)
学術論文 体育分野における同一種目の模擬授業に対する「省察」の観点:ハンドボールを事例に 共著 2018.12. 東海学園大学教育研究紀要 第4号(p.59-66) 学生が行った体育分野に関連する同一種目の模擬授業に対する「省察」の観点を明らかにした結果,「省察」の観点は「教師という立場の難しさに関する観点」「授業準備と実際の授業との乖離に関する観点」「説明に難しさに関する観点」「声量に関する観点」「試合につなげる意識に関する観点」の5つだった.
(永野翔大,田代智紀,寺田進志)
学術論文 単関節エクササイズの写真提示による鍛錬部位の認識について 共著 2018.12. 体力科学 第67巻第6号(p421-42) 単関節運動のエクササイズを対象に,鍛錬部位の認識を調査した結果,当該エクササイズを実施した経験がない場合,9割以上が鍛錬部位以外も鍛えられると認識した.しかし,トレーニング専門家からの被指導経験があったとしても,約半数は同様の認識を持っていたことから,単純なエクササイズであっても,トレーニングは適切な専門の指導者のもとで実施される必要があることを示した.
(大下 和茂, 松崎 拓也, 疋田 晃久, 宮崎 亮, 萩原 悟一, 田代 智紀, 樋口 行人)
学術論文 保健体育科教員養成課程における学生の「ゲームを見る観点」の変容に関する研究:ハンドボールの授業を事例に 共著 2018.3. 大学体育研究 40巻(p.17-30) 大学生の「ゲームを見る観点」の変容を調べた結果,学生の「ゲームを見る観点」は,他球技との比較の観点とシュートの駆け引きの観点から,シュートに至るまでのプレーの意図を探る観点とオフェンスにおけるチーム戦術の観点へと変わっていった.
(永野翔大,田代智紀)
学術論文 種々の体幹部エクササイズの写真提示による鍛錬部位の認識について 共著 2017.12. 体育学研究, 62巻 (p. 679-690) 筋力トレーニング被指導経験と各種体幹部エクササイズの鍛錬部位認識について調べた結果,専門家からの被指導経験がない場合,本来鍛えるべき部位が適切に認識されず,プランクのような姿勢保持エクササイズの場合,被指導経験に関わらず鍛錬部位の理解は低かった,そのため,被指導経験に関わらず,体幹部のエクササイズには,適切な指導者が監督する必要性を示した.
(大下 和茂, 松崎 拓也, 疋田 晃久, 宮崎 亮, 萩原 悟一, 田代 智紀, 津野 天兵, 樋口 行人, 船津 京太郎)
学術論文 Association between Experience of Supervised Strength Training and the Knowledge of Stretching 共著 2017.11. Gazz Med Ital - Arch Sci Med, vol. 176 (p. 613-624) 筋力トレーニング被指導経験とストレッチの伸張部位認識について調べた結果,専門家からの被指導経験がない場合,本来伸張される部位が認識されず,本来伸張されない部位が伸張されると認識する例が多かった.そのため,ストレッチ程度の運動であっても,適切な指導者が監督しない場合,間違った認識で実施される可能性を示した.
(Kazushige OSHITA,Goichi HAGIWARA,Takafumi MONMA,Tempei TSUNO,Kazushi KOIZUMI,Yasuhumi OYAMA,Kyohei YAMAGUCHI,Tomoki TASHIRO,Kyotaro FUNATSU)
学術論文 大学のバスケットボールの授業における指導内容の構造と評価の影響について 共著 2017.1. 福岡大学教職課程教育センター紀要創刊号(p125-p146) 本研究では,指導内容の類似性をもとにバスケットボール授業の構造を明らかにすることと,受講生による指導内容と評価の関係を明らかにすることを目的とした.対象は,F大学のバスケットボールの授業を受講している体育系の学部と体育系以外の学部の429名の大学生であった.数量化理論Ⅲ類で抽出したものをクラスター分析でグルーピングし,授業の構成を示した.
(大山泰史,青柳領,八板昭仁,小牟礼育夫,田方慎哉,川面剛,田代智紀)
学術論文 実施経験のない筋力トレーニングの写真提示による鍛錬部位認識について:バックスクワットを例とした調査 共著 2016.7. 体力科学 第65巻第4号(p421-42) 本研究は,動的なレジスタンス運動のうち最も代表的もしくは一般的とされるスクワットを例に,スクワット実施経験のない若年者を対象としたスクワットによって鍛えられると思う部位の認識を調査することを目的とした.その結果,スクワット未経験者は,専門家のもとでトレーニングを実施した者と比べ,臀部や大腿部背面を鍛える認識が低く,体幹上部や上肢を鍛える認識が高くなったことから,初心者の運動指導には専門的な指導が重要であることを示した.
(大下和茂,萩原悟一,門間貴史,津野天兵,小泉和史,大山泰史,山口恭平,田代智紀,船津京太郎,有吉晃平)
学術論文 実施経験のない筋力トレーニングの写真提示による鍛錬部位認識について:バックスクワットを例とした調査 共著 2016.7. 体力科学 第65巻第4号(p421-42) 本研究は,動的なレジスタンス運動のうち最も代表的もしくは一般的とされるスクワットを例に,スクワット実施経験のない若年者を対象としたスクワットによって鍛えられると思う部位の認識を調査することを目的とした.その結果,スクワット未経験者は,専門家のもとでトレーニングを実施した者と比べ,臀部や大腿部背面を鍛える認識が低く,体幹上部や上肢を鍛える認識が高くなったことから,初心者の運動指導には専門的な指導が重要であることを示した.
(大下和茂,萩原悟一,門間貴史,津野天兵,小泉和史,大山泰史,山口恭平,田代智紀,船津京太郎,有吉晃平)
学術論文 Association Between Previous Experience of Strength Training Under Appropriate Supervision and Knowledge of Squats Among University Students who Exercise Regularly 共著 2016.6. International Journal of Sport and Health Science 14 巻 (p.61-71) 本研究では,大学生のスクワットの実施について調査した.その結果,専門家からの被指導経験がない場合,臀部や大腿部背面を鍛えている認識が低くなり,首部を鍛えている認識が高くなったことから,専門的な指導を受けない場合,運動方法が適切に認識されない可能性を示した.
(Kazushige OSHITA,Goichi HAGIWARA,Takafumi MONMA,Tempei TSUNO,Kazushi KOIZUMI,Yasuhumi OYAMA,Kyohei YAMAGUCHI,Tomoki TASHIRO,Kyotaro FUNATSU)
学術論文 運動習慣を有する大学生の筋力トレーニング被指導経験とスクワットに関する認識との関係 共著 2015.12. 体育学研究第60巻(p539-550) 本研究では,大学生における専門家からのウェイト・トレーニング被指導経験の有無とスクワットに関する認識を調査することを目的とした.対象者は運動習慣(1回30分以上の運動を週2回以上,1年以上続けている者)を有する大学生に,ウェイト・トレーニングの指導を受けた経験,スクワットに関する認識,スクワットの実施頻度に関する質問紙調査を行った.
(大下和茂,萩原悟一,門間貴史,津野天兵,小泉和史,大山泰史,山口恭平,田代智紀,船津京太郎)
学術論文 ハンドボールにおける卓越した指導者の指導力の熟達化に関する事例研究:高校・大学において全国大会で17回優勝している監督の語りを手がかりに 共著 2015.12. ハンドボールリサーチ 第4巻(p11-p19) 本研究では,我が国のハンドボール界を代表する卓越した1名の指導者(高校・大学において全国大会で17回優勝)のコーチングに関するライフヒストリーを事例として提示し,指導力の熟達化にとって重要な出来事や行動と,そこから得られた教訓を明示した.1対1の半構造化面接を行い,対話的に語りを構築し,その語りを質的に分析・解釈した.
(楠本繁生,田代智紀,會田宏)
学術論文 ハンドボール指導者の熟達化に関する事例研究-新たなチームを立ち上げ全国大会常連校に育てた若手指導者の語りを手がかりに- 共著 2014.12. ハンドボールリサーチ第3巻(p.9-16) 本研究では,チームの立ち上げから長期にわたる指導を経験している指導者,その指導者の指導を受けた選手,その指導者と共にチーム作りをしたコーチの3名を対象とし,指導者の熟達化の過程を具体的に明らかにした.(田代智紀,會田宏)
学術論文 セットオフェンスのデザイン 共著 2012.12. ハンドボールリサーチ第1巻 (p57-68) オフェンスを組み立てる際,3対3が重要な1つのユニットであると述べている.1つのきっかけからの様々な攻め方やポストの位置に応じた攻め方など戦術的な原則についても述べている.
(井上元輝,田代智紀,楠本祐平 他3名)
学会発表
学会発表 ハンドボール指導者の指導観の変化をもたらす要因に関する事例研究 共著 2016.8. 日本体育学会第67回大会 (於:大阪体育大学) 本研究では,指導観の変化をもたらす要因について事例的に明らかにし,指導者の熟達化に資する知見を得ることを目的とした.その結果,変化をもたらす大きな要因は他のチームの指導者からのアドバイスや引退した選手が現役時代には見られなかった自由な発想にもとづくプレーをしたことであった.これらのことから,指導観の変化をもたらす要因には,チームに属していない人の影響が大きい可能性が示唆された.
(田代智紀,會田宏)
学会発表 卓越したハンドボール指導者の熟達化に関する事例研究-高等学校において複数回全国優勝した指導者の語りを手がかりに- 共著 2015.8. 日本体育学会第66回大会 (於:国士舘大学) 本研究では,25年以上高校ハンドボールチームを指導し,チームを7回全国優勝に導いた指導者の語りを手がかりに,指導者の熟達化のプロセスとその要因について事例的に明らかにした.その結果,選手のアイディアを容認することが,プレーに良い影響を与えること,チームの個の能力が低くなった時に,グループで攻めるという発想になり,選手のレベルに合わせた指導ができるようになったことがわかった.
(田代智紀,會田宏)
学会発表 ハンドボール指導者の指導観の変化に関する事例研究ー指導の転機を迎えた監督の指導を受けた選手の語りを手がかりにー 共著 2014.8. 日本体育学会第65回大会(於:岩手大学) 本研究では、指導者自身が「転機」と自覚した時期に指導を受けた選手1名の語りを手がかりに、ハンドボール指導者の指導観の変化について事例的に明らかにし,指導観の変化のモデルを提示した.
学会発表 ハンドボール指導者の熟達化に関する事例研究-立ち上げたチームを全国大会常連校に育てた若手指導者の語りを手がかりに- 共著 2014.2. 日本ハンドボール学会第2回大会 (於:駒沢大学) 本研究では,チームの立ち上げから長期にわたる指導を経験している指導者,その指導者の指導を受けた選手,その指導者と共にチーム作りをしたコーチの3名を対象とし,指導者の熟達化の過程を具体的に明らかにし,熟達化のモデルを提示した.
学会発表 ハンドボール指導者における学びの過程に関する研究-指導の転機に着目して- 共著 2013.8. 日本体育学会第64回大会 (於:立命館大学) 本研究では,チームの立ち上げから長期にわたる指導を経験している1名の指導者を対象とし,指導者の語りを質的に分析し,指導観の獲得過程を具体的に明らかにした.
学会発表 ハンドボール競技におけるペナルティスローに関する研究 共著 2013.3. 日本ハンドボール学会第1回大会 (於:駒沢大学) ペナルティスロー(PT)は,より確実に得点するシュートであるが,PTとその阻止に関する研究は少ない.本研究では,PTを打つシューターと阻止するゴールキーパーがPTの際にどのような駆け引きや動きを行っているのかを,日本学生レベル,世界レベルで比較し,明らかにした.
(田代智紀,山田永子,會田宏)
その他
その他 【翻訳】 2013コーチレフェリーシンポジウム資料 共著 2013.3. (財団法人)日本ハンドボール協会 「2013コーチレフェリーシンポジウム」の資料である.これは国際ハンドボール連盟2012年シンポジウムの資料である.コーチ関連資料「Pressing training in defence」を分担翻訳した(全102ページ,担当13ページ).
(吉村晃,山田永子,田代智紀,栗山雅倫)