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写真:経済学部 経済・経営学科教授 教授 (ICHIBA Toshihiko)
教員氏名 市場 敏彦
ローマ字 ICHIBA Toshihiko
所属学部 経済学部
所属学科 経済・経営学科
職 名 教授
研究室 深耕館 S355
研究室電話番号 093-693-3178
メールアドレス ichiba@kyukyo-u-ac.jp
オフィスアワー 火曜日 11:30 ~13:00
学生諸君へ 「学生という立場の若者は、まさに人生のシーカー(seeker = 探求者)なのだ」という言葉を、あるベテランアナウンサーのコラムで読んだことがあります。学び(机についてする勉強だけでなく、さまざまな体験・経験も含めて)を手がかりに、あなたも、よき seeker として、この自由ヶ丘で過ごす数年間を大切にしてください。それは、きっとあなたのかけがえのない宝物になるはずです。そして、成長した、あるいは成長し続ける「すてきな若者」として、力強く社会に一歩を踏み出し、ただ一度きりの人生を幸せに生きてほしいと心から願っています。
私は、教職課程の授業を担当しています。教師は、子どもや若者の成長に関わり、ともに学び、悩み、喜び、悲しみ、迷い、ともに考えながら、その背中を支え、後押しできる職業です。その成長を、子ども・若者本人やご家族とともに喜び合うことができる、やりがいのある仕事です。急激な社会の変化に伴って子ども・若者をめぐる環境が大きく変化し、教育現場は、今、多様で複雑な多くの課題に直面しています。それらの課題に真摯に向き合い、子どもの心情に寄り添うあたたかいまなざしや専門的な知見、実践的指導力を備えた教師が求められています。学生のみなさんが人間性豊かな、魅力ある「先生」になれるよう、指導と支援に努めていきたいと考えています。
さあ、一緒に学んでいきましょう! "May learning bring hope"
取得学位 文学士
学歴 1983年 3月 福岡県立香椎高等学校 卒業
1987年 3月 琉球大学 法文学部 文学科 国文学専攻課程 卒業
専門分野 教育学関連
教科教育学・指導法および初等中等教育学関連
教職員研修
人権教育関連
教育研究社会活動の概要 【教育活動】
1987年4月~2008年3月 福岡県立高等学校 教諭
2008年4月~2011年3月 福岡県教育庁北筑後教育事務所 指導主事
2011年4月~2012年3月 福岡県立高等学校 教諭
2012年4月~2014年3月 福岡県教育庁人権・同和教育課 指導主事
2014年4月~2017年3月 福岡県立高等学校 教頭
2017年4月~2019年3月 福岡県教育センター 主任指導主事
2019年4月~2022年3月 福岡県教育庁人権・同和教育課 参事兼課長補佐
2022年4月~2025年3月 福岡県立高等学校 校長

【研究活動】※所属研究会等
1987年 4月 福岡県高等学校教育研究会(2025年3月まで)
1987年 4月 福岡県高等学校人権・同和教育研究協議会(2025年3月まで)
2009年 6月 人権教育啓発推進センター(現在に至る)
2009年 6月 福岡県人権研究所(現在に至る)

【資格】
1987年3月 中学校教諭一級普通免許状(国語) 
1987年3月 高等学校教諭二級普通免許状(国語)
担当授業科目 道徳教育指導法、教育課程論、教育方法論、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、事前事後指導、教職実践演習
社会貢献・国際連携等 2003年 4月 特定非営利活動法人 子ども未来ネットワーク春日 副理事長(2012年5月まで)
       ※春日市内の学童保育クラブの運営、職員(指導員)の雇用・研修等
種 類 著書・
学術論文の名称
単著
共著
発行
年月等
発行所等 概 要
著書
著書 ネット掲示板と人権 ~先生、なんとかしてください~ 共著 2005.. 福岡県高等学校人権・同和教育研究協議会 編集委員会による共同執筆。携帯電話の普及とともに社会問題化してきたインターネット上の誹謗中傷の問題について、人権教育の観点から、実態・取組・課題を整理し、提起した。市場は実態や取組を中心に担当。当時、この観点からのアプローチは珍しく、多くの学校で活用された。
著書 ネット掲示板の問題が問うているもの 単著 2005.. 福岡県高等学校人権・同和教育研究協議会 同研究協議会結成30周年記念実践報告集『ともにtomoni』に収録。ネット掲示板の問題に関する自校での実践を人権教育の観点から整理し、今後取り組むべき教育課題として提起した。
紀要
紀要 インクルーシブ教育システムの構築に向けた通常の学級における学びを支える方途「小中高 学びを支える3つの要素」 共著 2019.3. 福岡県教育センター 福岡県教育センター 特別支援教育チームによる共同研究。【研究紀要 №203】 通常の学級に一定数存在する特別な支援を必要とする児童生徒が抱える困難さについて、これまでの研究から明らかになった「合理的配慮・適切と思われる配慮」「ユニバーサルデザインの視点」「学級の支持的風土」の3っの要素を取り上げた授業実践例をとともに、既存の校内組織を動かし、保護者や関係機関と連携し、通常の学級における授業づくりを進める仕組みを研究し、その方途を提案した。
紀要 小学校英語教育における教科化の実践に向けた校内研修「校内研修プラン NEW! スタートアップガイド」 共著 2018.3. 福岡県教育センター 福岡県教育センター 外国語教育チームによる共同研究。【研究紀要 №201】 2020年度からの小学校新学習指導要領の全面実施に伴って教科化される「外国語」の実施に向け、これに対応するための職員研修の在り方と内容について研究し、その成果として、スライドや動画、ワークシート、研修進行案等を「校内研修プラン」としてまとめた。15~20分程度の短時間の研修(セレクトプラン)を、学校の現状や課題に応じて組み合わせて活用していくことを提案した。
その他
その他 「人権・同和教育の現状と課題」~人権尊重の視点に立った学校づくり~ 共著 2024.9. 福岡県公立高等学校長協会 福岡県公立高等学校長協会 人権・同和教育委員会(委員11名)による共同研究。令和5年度の調査研究の継続。アンケート調査をもとに、各校における人権教育推進状況や課題等について研究し、実態や取組の共有と改善のための提言を行った。特に、校内の推進の要である担当者の育成や職員研修の課題、一人一台端末の活用促進等に伴って必要となる人権教育の資質能力の育成等にスポットを当てた。
その他 「人権・同和教育の現状と課題」~人権尊重の視点に立った学校づくり~ 共著 2023.9. 福岡県公立高等学校長協会 福岡県公立高等学校長協会 人権・同和教育委員会(委員12名)による共同研究。県内全公立高等学校と特別支援学校等に対して実施したアンケート調査(校長・教諭等、20歳代・30歳代・40歳代・50歳代)をもとに、各校における人権教育推進状況や課題等について研究し、実態や取組の共有と改善のための提言を行った。特に、コロナ禍における人権教育の推進状況等にスポットを当てた。
その他 「本県公立高等学校の課題解決に向けて」~県立高校再生化戦略Ⅱ~ 共著 2022.9. 福岡県公立高等学校長協会 福岡県公立高等学校長協会 教育基本問題研究委員会(委員13名)による共同研究。福岡県教育委員会に提出する「提言書」を作成するための基礎資料として、①入学者選抜制度(特色化選抜の成果と課題、推薦入試の改善)、②Web出願(導入に向けて)、③公立高校の魅力化(「選ばれる」学校づくり)等について研究を行った。
その他 平成19年度福岡県同和問題啓発強調月間講演会「シンポジウム ~インターネット社会と人権~」 共著 2007.7. 福岡県人権啓発情報センター 福岡県(知事部局)が毎年7月の「同和問題啓発強調月間」に開催する県民向けの講演会。シンポジウム形式で開催された。コーディネーター(ジャーナリスト)、シンポジスト3名(インターネットの研究者、人権啓発推進担当者、学校教職員)のなかで唯一の教員として、教育現場における実態と対応、課題解決のための取組の方向性等について報告。その後の議論にも加わった。
その他 平成17年度第3回福岡県人権教育研修会(学校教育)―様々な人権課題の解決に向けて― 単著 2005.12. 福岡県教育委員会 県内のすべての公立小・中・高校・特別支援学校等から参加者を出す大規模な研修会。「ネット掲示板の問題が問うているもの」というタイトルで、当時、社会問題化していたインターネット上の匿名掲示板における誹謗中傷やいじめの問題について、勤務校での取組、成果と課題等を報告。