教員検索
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教員氏名 | 水戸 康夫 |
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ローマ字 | Mito Yasuo |
所属学部 | 経済学部 |
所属学科 | 経済・経営学科 |
職 名 | 教授 |
所属学部(兼任1) | 大学院 |
所属学科(兼任1) | 経済・経営学研究科 |
職 名(兼任1) | 教授 |
所属学部(兼任2) | 共通教育センター |
研究室 | 深耕館 3階 S308 |
メールアドレス | mito@kyukyo-u.ac.jp |
オフィスアワー | 木曜日 11:30 ~13:00 |
学生諸君へ | 将棋が好きなので、ひまのある学生さんは、研究室に遊びに来てください。 |
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取得学位 | 平成13年3月 大阪府立大学:博士(経済学)第24号 |
学歴 | 昭和57年3月 関西大学商学部商学科卒業 昭和60年4月 大阪府立大学経済学研究科博士前期課程入学 昭和62年3月 大阪府立大学経済学研究科博士前期課程修了 平成2年3月 大阪府立大学経済学研究科博士後期課程単位取得 平成6年3月 大阪府立大学経済学研究科博士後期課程退学 |
専門分野 | 国際経済学 |
所属学会名 | 昭和62年6月 国際経済学会入会(現在に至る) 平成9年11月 国際経済学会入会(現在に至る) |
教育研究社会活動の概要 | なし |
担当授業科目 | 【九州共立大学】 経済学部経済学科 国際経済学 経済学部経済学科 経済戦略論 経済学部経済学科 経済発展論 経済学部経済学科 ミクロ経済学入門 経済学部経済学科 ゲーム理論 経済学部経済学科 経済戦略特講B 経済学部経済学科 基礎演習AB 経済学部経済学科 演習1・2・3・4・5 【北九州市立大学】 経済学部 国際貿易論ⅠⅡ |
学内における委員会活動等 | 就職委員会委員 |
種 類 | 著書・ 学術論文の名称 |
単著 共著 |
発行 年月等 |
発行所等 | 概 要 |
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著書 | |||||
著書 | 海外進出リスク分析 | 2009.11.20 | 創成社 | 反日デモや四川大地震が発生したにも関わらず、中国に進出する日本企業が存在している。日本の中小企業(製造業)がリスク要因に対してどのように対応するのかを、進出国選択実験によって明らかにしようとした。コンジョイント分析を併用することで、どのような選択基準に基づいて選択が行なわれたのかを明瞭に示そうとした。実験によって得られた知見が、中国への進出を適切に説明できるかについても検討した。 | |
著書 | 海外立地選択の行動経済学 | 単著 | 2005.4.1 | 創成社 | 海外立地選択には,経済的に合理的なものとともに,合理的でないものが混在していることの立証を目的とした研究を行なった。そのため,平均利益率をどの程度重視するのかに関する実験を行なった。「平均利益率」はA国が−5%,B国が5%,C国が−1%という設定のもとで, B国を1位としなかった35%の回答者は、経済的に合理的でないといえ、そのような被験者が約3分の1混在していることを示すことができた。 |
紀要 | |||||
紀要 | 100%出資海外子会社への技術移転-技術指導員は減らすことができるのか- | 単著 | 2006.1. | 九州共立大学経済学部紀要 | 移転技術の劣化可能性を前提とし、近い将来に生産量が多くなる可能性が高ければ、低い不良品率の維持を目的として、技術指導員を長期に派遣することが望ましいケースが存在する。しかし、生産量が低い水準のままであるなら、たとえ不良品率が高くなっても、技術指導員を減らす方が短期的利益に貢献する場合がある。したがって、技術指導員を減らすことは可能とはいえ、目的によっては、望ましくないケースが存在する。 |
紀要 | 「安心ゲーム」ならびに「チキンゲーム」における不合理な選択 | 共著 | 2004.6.1 | 九州共立大学経済学部紀要 | 逐次手番ゲームにおいて,後手番のプレイヤーの選択行動に注目した。合理的な行動を選択するのかについて実験を行ない,必ずしも被験者は合理的な選択行動を行なわないことを確認した。被験者が非合理な選択を行なう理由として,「負けることの忌避」動機が重要であることを見いだした。これは,「負けることの忌避」動機という感情要因が,より多くのボーナス点という理性要因よりも重視されうることを示唆している。 |
紀要 | 「動学過程における非合理的な選択行動」 | 共著 | 2003.3.1 | 九州共立大学経済学部紀要 | 1回限りの「囚人のジレンマ」において、相手プレイヤーの選択結果を知った上で意思決定行なうプレイヤーの一定割合には、非合理な選択行動が見られることが報告されている。本論では、本学学生において、非合理な選択行動が見られることを確認する。「ヒューリスティックス仮説」の持つ問題点を明らかにするとともに、「ヒューリスティックス仮説」は非合理な選択行動を一定程度説明できることを明らかにする。 |
紀要 | 「囚人のジレンマ」のパラドックス | 共著 | 2001.7.1 | 九州共立大学経済学部紀要 | 繰り返しのない「囚人のジレンマ」型のゲームにおいては、ジレンマが生じるはずであるが、「実験」の結果、必ずしもジレンマは発生しないことを確認した。発生すべきジレンマが生じないという「囚人のジレンマ」のパラドックスが生じる理由として、利得にかかわりなく「協力」を選択するグループと、「協力」を選ばないことによる評判悪化の可能性を気にするグループの存在に注目した。 |
学会発表 | |||||
学会発表 | 投資件数の少ない国への直接投資の頑健性 | 単著 | 2003.12.1 | 九州経済学会 | 進出すれば赤字になる確率の高い国と見られている国に対しても、進出する企業が存在している。個別に判断する場合には、「期待収益率」がプラスとなるような企業特殊的優位を保持している企業であるのか、あるいは将来を見据えた戦略的な判断に基づいた投資を行なう企業であるのか等を判断できる。本論では,個別に調査しなくても,「期待収益率」の平均が他の国よりも低い国に進出する企業行動の説明可能なことを示した。 |