小学校では、子どもたちの一番好きな教科は体育です。しかし、教える先生が苦手な教科であることも事実です。子どもたちの様々な課題解決に向け「体育に強い」、学校のリーダーとして活躍できる小学校の先生を養成し、これからの子どもたちの将来を担う先生を育てます。

各都道府県の義務教育学校（小中一貫校）の設置や小中高の複数の教員免許を持った先生への期待から、こどもスポーツ教育学科では、全ての教員免許が取得できます。体育以外の教科が苦手な人であっても、他教科に精通した充実した本学スタッフが、苦手な人の力を高めるだけでなく、先生としての実践力を高めることを丁寧に支援してくれます。

九州共立大学スポーツ学部に、新学科「こどもスポーツ教育学科」を2024（令和6）年4月に開設しました。
こどもスポーツ教育学科は、スポーツ学部スポーツ学科において、これまでに培ってきた中学校・高等学校の保健体育科教員の高い養成力を基盤としつつ、本学が取り組んできた通信制の小学校教員養成プログラムを通じた小学校教員採用の実績を活かし、児童・生徒に対する高度な専門知識を持った教員を養成する学科です。
このため、こどもスポーツ教育学科は、小学校教員および中学校・高等学校教員の養成に特化した学科となっています。

児童に寄り添った体育に強い教諭を養成

「体育」の必要性・重要性が改めて見直されています。特に小学校体育において、体力・運動能力の向上だけでなく、児童が意欲的な心を育み、コミュニケーション能力の育成、運動制御機能の発達などを促すことが求められるようになります。九共大では、「体育に強い小学校教諭」を目指し、体育指導に加え、こどもたちの心身のバランスのとれた発達のための独自の専門科目を学べます。